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JIB31周年 & NISHINOMIYA TECH PRIZE2009授賞
●JIB 31st Anniversary 2009.11.23

11月23日、今日でJIBは31周年を迎えることが出来ました。
感動と感謝の内に終えた30周年の盛大なパーティからあっと言う間の一年。
この一年も、まずみなさんに「ありがとうございます」と、感謝の言葉を
心からお贈りしたいと思います。
本当に、今まで支えて下さってありがとうございます。

さて、この30周年を迎えてから今日まで、この一年は色々な事にチャレンジしてきました。
振り替えるに名付けて『原点へ戻る』一年でありました。

「アウトドアでの経験を製品に生かす」をポリシーとしている以上は、我らは「遊び」も仕事と同様という考えのもと、この30年の間も出来る限り多くのスタッフにアウトドアの体験の場を共有してきましたが、今年は、まずは再びヨットライフへ帰る事を一番に始めました。

春から始めたドラゴンクラスのチームには、社内スタッフをチームに加えました。
さらに、ドラゴンのチームだけでなく、もっと簡単なディンギーを使ってのヨットの基礎を、若手のスタッフから中堅どころまで、皆一斉にかたっぱしから教えたのです。初めて乗る者、久しぶりに乗る者、さまざま入り乱れチン起こしから鍛えた皆は、ズッコケながらもそれなりなヨットマンに成長してくれたように思います。

そして、さらにそのことにより、今年のJIBのニューデザインはより「マリン」を意識したものへとシフトしました。フラッグのデザインなどは創業当時にもうとっくにやった事ですし、ロープを使ったバッグなどもよく作りました。当時は他のデザイナーも皆、同じアイデアを持って実践していました。
(詳しくは「International Code Flags」の記事をお読み下さい)

それ故今年は、単に新しいものではなく、古き良き時代のものをベースとしてデザインに取り入れるという形で、デザイン・コンセプトなどをリニューアルさせ、昇華させたのです。
当時を振り返りつつ、何度も試作をしました。
それも、夜遅くまで色んなことを語り合いながら。

そんな風に試みた一年の締めくくりに、この30周年の集大成とも言える、
嬉しい出来事が起こりました。



●平成21年度西宮市優良事業所顕彰
 NISHINOMIYA TECH PRIZE 2009 授賞

31周年当日の2日前の11月21日、西宮市から第3回西宮市優良事業所顕彰に於いて、
特に優れた技術力・研究開発力を有する事業所であると認められ、ジブが表彰状をいただきました。
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●西宮市の案内ページ
http://www.nishi.or.jp/contents/00009322000500038.html

西宮市には製造関連の事業所が400社ほどあるそうです。
今年はその内の5社の中にJIBが選ばれたのです。
「優れた技術力・研究開発力」というのを言い換えれば
JIBのオリジナリティと、決してブレない軸のある企業として、公の中でも認められたという事です。
何と素晴らしい事でしょうか!


31年目に突入した今、心新たにとても充実した気持ちで居ます。
遊びにもバッグ作りにも、一層磨きをかけるつもりです。
どうぞ両方ともご期待下さい。

そして、みなさんに重ねて感謝申し上げますと共に、
今後とも、どうか応援よろしくお願いいたします!!


31周年、本当にありがとうございます。
 Mr.JIB

●授賞式の模様を少しだけ
http://www.youtube.com/watch?v=u2eDekePEzw
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by mrjib | 2009-11-23 19:26 | Topics
International Code Flags
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●原点を見つめ直すデザインの旅

JIBは昨年は30周年を迎え、早くもまもなく31周年を向かえます。
30周年からの一年間は『新たなJIB』をテーマに、
今までとはまた違うコンセプトでJIBのラインナップを作ったり、
新たにヴァージョンアップしたりしたりと、さまざまに試み取り組んできました。

しかし同時に、私たちがこの一年通して行ってきたことは
『原点に立ち戻り再びトライしてみよう』という事でした。

創設当初のデザインや発想を今一度見直し、今在る感性と融合させ、
まるで新しいものとしてリデザインをしたら、みなさんに喜んでもらえるのでは?と考え、
また、それが「新しいJIB」にもつながるのでは、と考えてきたからです。

創設当初は、まだJIBの事を知ってる人もそんなに居ない、
売れるかどうかもわからない、そんな時代。
だから、私たちが考えたのは、ひたすらに「楽しい」商品。
手間暇かかるとか量産出来るとか出来ないとか、難しい事をあんまり考えず、
ただただ、無尽蔵に楽しい物を次々に開発していた時代です。

とはいえ、今だって同じです。
私たちの商品は、モノ作りのこだわりが変わらない限り、ぜんぜん量産出来ません。

だけど、あの頃よりはおかげさまでお客様の数も増え、
「お客様をあまりお待たせしないで買ってもらえる」という事に責任を持たせてもらえるようになったので、
「無尽蔵に手間暇かかるもの」というのは、
通常のラインでは作りにくいものとなっていました。

それならば、そういうモノは僕が作ろう、という事で、
作ってしまったリバイバルの企画の一つが「フラッグ」なんです。

JIBの歴史の中でさらに原点をみつめ、今までの印象深い思い出を表現しようと考えたのです。

また、去年の30周年のお祝いにと、パーティに駆けつけてくれた私の友人が、
あるポーチをプレゼントしてくれたのです。
それが、まさにあのフラッグ柄のポーチだったのです。
忘れていたわけでは無いのですが、自分が以前作った「フラッグ」の商品を
その時にありありと思い出したのです。
この体験がまた、フラッグシリーズを作る大切なきっかけとなっているのです。


●マリンブーム最盛1970~80年代

JIBがスタートしたころ、世の中はマリンのデザインであふれかえっていました。
ヨット、イカリ、ロープの模様、水平さんetcetc...

コルムの腕時計で有名なアドミラルズカップというラインには、文字盤に「数字」を表すフラッグがあしらわれたデザインもあります。
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しばらく経ってタグホイヤーも同じようなコンセプトで作ってきました。
リチャードジノリの食器にもあります。
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いずれも、皆さんも一度はご覧になった事があるものだと思います。

その頃、もちろんJIBもポーチなどを作っていました。フラッグの柄は、なんといっても、デザイン的にもうってつけなカラフルさと可愛さなんです。




























<28年前のポーチの写真>
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●International Code Flags(国際信号旗)
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国際信号旗は一つの旗でアルファベット一文字や数字一つを表すもので、また単にアルファベットというだけでなく、そのひとつひとつに意味があります。意味さえ把握出来ていれば、この旗は、たとえ言葉が通じなくても、旗ひとつでメッセージを相手に告げることができます。

こう聞いただけで、ちょっとワクワクしてきませんか?

しかし、アルファベットならばアルファベット柄にすれば良いじゃないかと疑問にお思いになりませんか?
アルファベットならば単に文字で、それぞれの特徴を遠くから見極める事は難しい場合もあります。
それぞれの旗の柄に特徴を持たせる事で、遠くから見ても判別しやすくする為に、こんなにも柄にバリエーションがあるのです。だからこそ、デザインとして捉えた時の楽しさは、誰もが見逃せないものだという事なのでしょう。

その昔、だいたいの外洋ヨットマンは、おおかたの意味は把握しており、実際にその旗を掲げて外洋の出入国の際などのコミュニケーションで使い、言葉が違っていても旗の意味は世界共通、しかも、見れば判る仕組みなのですから非常に実用的な存在でした。

しかし現在では、衛星技術が進み携帯電話やナビなどが普及しているため、その昔、私が船舶免許や無線免許を取った頃と今とは、大きく状況が違います。今ではこの意味のある素敵なデザインが活躍する機会も少なくなった事でしょう。


●フラッグの意味を知って使う、もう一つの楽しさ

では、そのフラッグにはどのような意味があるのでしょうか。

例えば「A」旗は「I have a diver down; keep well clear at slow speed.」
「私は潜水夫をおろしている。微速で充分避けよ。」という事を表し、
「C」旗は 「Yes」  まさに「イエス」です。


例えば「K」は「I wish to communicate with you.(私はあなたと話したい)」
という意味ですので、
例えば気になる相手にこのメッセージを送ったらどうでしょう。
「(私はあなたとお話ししたいわ!)」という、なんともお洒落なメッセージが伝わるのです。

「V」「I require assistance.(あなたの援助が欲しい)」
なので、女性から男性への、さりげない告白にもなりませんか?

「U」は「You are running into danger.(あなたは危険に向かっている)」だから、
煙草をたくさん吸う人にこのメッセージを送ると、これもまたお洒落な警告メッセージになります。


ちなみに、私が40数年間のヨットライフで使用したのは、検疫を待ちますという意味の「Q」旗「イエローフラッグ」を2回だけです。
「Ship meets health regs; request clearance into port. (本船は健康である。検疫交通許可証を交付されたい。)」
外洋航海から帰国し、和歌山、そして小笠原諸島の父島で入国した時の事です。

このように、海上に於いて主に船舶同士のコミュニケーションに使うのが本来の目的ですが、
その意味をちょっと知っていると、アレンジして使ってみるのも、お洒落だと思いませんか。
(※但しあくまで個人的な範囲でお使い下さい)

柄が凝っていてそれぞれが可愛い、というだけでなく、このように素晴らしい意味あるものを、みなさんも使ってみると楽しいのではと考え、フラッグシリーズをリニューアルしたのです。
そんな風にこのフラッグのシリーズを見てみると、また違った楽しさが生まれませんか?

旗の内容はこちらでも少し説明しています。
●フラッグ特設ページ《楽しいフラッグ活用法》を参照して下さい
http://www.jib.ne.jp/products/jibpro__flag.html
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by mrjib | 2009-11-05 19:25 | JIB Bag