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九州・ソロツーリング~指宿砂風呂~
■絶好の旅日和は唐突にやってきた

こんにちは。
ちょっと間があいてしまいましたが、前回の東北ツーリングから帰ってきた時に決めたと、
予告していたツーリング報告です。

・・・・

年が明けてバタバタして、あっという間に61歳の誕生日を迎え、娘の結婚と続き、
色んなお祝い行事がたて続いて起こりました。
ありがたい事ではあるのですが、全て無事に終了してホッと一段落。
桜も満開を迎え、まさに春爛漫。
そうです、忘れてはいません。
常に脳裏にあった次なる旅のイメージが、遂に実行するタイミングがきたのです。

その朝はまさに日本中が春に包まれて、気温も一気に上がっていました。
まさに昨日と一変した様子に、僕のスイッチが完全に入りました。

「よし今しかない、行ってしまおう!」

僕は基本的に着の身着のまま、現地調達のタイプ。
だから、身支度だって至って簡単。
往復走り抜いて全編3日間のイメージを描き、ササっと準備を済ませました。

もう心はあのホカホカの砂に埋もれている自分を想像してそわそわ。
そうです、東北ツーリングの続き、日本を味わう旅のその2です。
さあ鹿児島、指宿温泉・砂風呂に入りに行くぞ!!

■1日目 <4月8日(木)> 西宮~博多 走行約600km

穏やかな青空に暖かな陽差し、申し分のない気候の中、満開の桜に見送られながら、
午後2時半ごろ甲子園出発。
九州は車で何度か行っているので距離のイメージは出来ているし、
何より前回の東北ツーリングで、長距離の感じは充分想像出来ていましたから、
今日は余裕を持って、走れるところまで行こうと決めていました。

阪神高速・西宮ICから三木JC、そして山陽道へと乗り継ぎ、山陽道をただひたすら九州へ。
車では何度か通った事のある、懐かしいような景色。
山陽道の高速ワインディング走行を楽しむのは、このバイクは最適です。
天気もいいし気分もいい。
景色を楽しむというより、たっぷりとした排気量バイクが得意な高速コーナーを
幾つも越えてゆく楽しさは、また格別。
ひたすら走行を漠漠と楽しむ事にしばし夢中でした。

あっという間に岡山。給油の為、吉備SAに3時半くらいに立ち寄りました。
そうしている間にも、傾むきかけた陽差しは眩しく視界に飛び込んできます。
高速のロングツーリングならばフルフェイスのヘルメットと思っていたのですが、
今回はオフロード用のフルフェイスを選んだのは賢い選択でした。
ヒサシのついたヘルメットは、傾いた夕陽に向かって走るのにちょうど良い日よけになってくれました。

山陽道の山あいの澄んだ空気も心地良く暖かく、そこまでは全く寒さ知らずであったのですが、
広島から山口の間で太陽が沈み始めると同時に一気に気温が下がり始め、
山口と下関のあいだの山間部の外気温表示では、なんと5度。

Tシャツにバイクウェア(昼間は汗ばむほど暑かったので)では少し寒い。
ということで、グリップヒーターをオン!ありがたいですね。
これで当面の暖を取り走ること約30分。
インナーを着込む為に、北九州の吉志SAに駆け込んだのです。

ところが、取り出したインナーをササッと着てほっと一息するや、
小汚い若者が(ごめん!)、こんばんはと声をかけてきました。

寒いですねえ、僕、京都からヒッチハイクで沖縄めざしてるんです、と。

ヒッチハイクの流浪の果てに小汚い印象ではあったのですが、
彼の表情は若者らしく、生き生きとした感じで、僕は彼に好感を覚えました。
勤めていた会社に疑問があり辞めて、自分捜しの一人旅なのだという。
ヘルメットがあれば鹿児島まで乗せるのにとか言いながら、そこでしばらく話しをしました。
どういうわけか、僕は若者にモテるらしく、どこに行ってもこの調子です。
帰ったら遊びに来いよ、と言って別れ、出発しました。
(本当に遊びに来たら、また報告しますよ!)


もう九州、でも今日はあと少し走ろう・・・そんなところへポツポツ雨が。
よし、今日は博多に泊まろうと決め、小一時間ほどそのまま走り福岡ICで降り立ったのです。
そのまま地道で少し走り、博多駅前のよさげなホテルを適当に見つけ、
チェックインしたのは午後9時頃でした。
思い立ってあっという間の夜。
夜は短いとばかりに急いでシャワーを浴び、着替えて夜の博多の街へ。

さて、東北ツーリングでもお話ししたように、
もちろん見知らぬ土地で一件目に駆け込むのは寿司屋と決まっています。
タクシーの運転手に天神や中洲界隈の情報をサラリと聞き、少し街を歩いてちょっとしっかりした中洲の寿司屋に入りました。屋台じゃないですよ。
そこで、いつものように、店の大将とコミュニケーション。

『玄界灘の海の幸、とにかく旨いもん喰わしてくれ。お任せで。』
『はいはい。』

このやりとりがまたどう展開するかが楽しい。

その後、ジャズスポットの情報を店の若いスタッフに聞き出し、早速向かったのです。
(ちなみに、そのスタッフの若者が教えてくれたツールはiPhoneでした!)

一軒目、二軒目とはしごをし、居心地が良く、少し長居をしました。
その店のマスターは年配のピアニストで、
もう一人女性スタッフのピアニストとヴォーカリストというメンバー。
お客さんもどうやら演奏好きな感じの店でした。
そう、まるでウチ(Dog House)みたいやな、なんて思いながら。

そして、一番気に入った事は、選曲。
どんな曲がお好きですかと訊ねられたので、バート・バカラックが好きです、と答えると、
それではと一番最初に唄ってくれたのは、まるで見透かしたように僕が最も好きな曲の「Alfie(アルフィ)」をマスターとデュオで演奏してくれました。
当然、大いに嬉しくなりました。
演奏も良いしムードが良い。で、おまけに会計が安い。
旅の疲れが癒され、ほっこりした気分でリラックス出来ました。

●COMBO
http://www.f2.dion.ne.jp/~combo/
民家を改造したようなライブハウスで、マニアックな雰囲気。
こだわったジャズ好きな方が集まる雰囲気だ。

●Stella
http://www.nakasu-info.jp/d_detail/387.html
こぢんまりとした空間にアプライトピアノ、年配のマスターと女性スタッフで対応してくれる
アットホームな雰囲気。マスターの優しいピアノの音が心地良い。


■2日目 <4月9日(金)> 博多~鹿児島~指宿~鹿児島 走行約400km

すっきり眠ってさわやかに目覚めた朝、ホテルで軽く朝食をとり、10時博多出発。
さあ一路、鹿児島・指宿温泉砂風呂へ!
ちなみに、砂風呂は、昔からテレビなどで見てその存在は知ってはいるけれど、もちろん未体験で興味津々。
じんわり暖かい砂の中に埋もれている図を想像しただけで、いつも痛い肩や首がほんわかと癒されていくようでした。

はやる心を抑えて出発するとあいにくの曇り空。
パッパと出発し、博多ICから都市高速に乗りすぐに福岡ICへ。
久留米を経て広川SAで給油したのが11時半くらい。
ちょっと早いけどここで昼食にしようと目にとまったのが、鰻のせいろ蒸し。
九州と鰻は何も関連が無さそうだけど、単に僕が好物なんです。
関西ではドンブリが主流で関東ではこのせいろ蒸しのスタイルが多い事は知っていて、
そうか、この辺りは関東の食べ方の文化なんだな、など思いつつ。

お腹もいっぱいになって、そうだ指宿に直行する前に、鹿児島で料理店を営んでいる知り合いを突然訪れびっくりさせようと思いつき、事前に調べておいた住所でナビをセット。
その知り合いとは、5年ほど前まで甲子園界隈で和食の料理店をされていたマスターで、
故郷である鹿児島で理想の店を開くのだと去っていったきりでした。
でも、会えば楽しい話が尽きない友達です。
どんな顔するかな、びっくりするやろな、など、サプライズにワクワクしながら出発。

広川からはもう熊本の景色。
左手に阿蘇近隣の雄大な山々の景色を見ながら走ることたっぷり1時間半くらい。
高速道路とはいえ、この大きな自然のパノラマをしばし満喫。
続いて宮崎、えびの高原にさしかかると、道路はすっぽりと山間部に抱かれて、空気がまた素晴らしい。

ほどなく目的地の加治木JCに到着。
インター降りてから5分ほど、あっという間に友人の店に到着しました。

まず、その店のロケイションにびっくり!感動!
その場所は、谷間の中にあって木々に囲まれた広い土地一面に建物があり、何といっても日本の名滝に選ばれている滝が、すぐ近くに落ちている事でした。
店の窓から手の届きそうなところにある滝から、
ものすごい迫力と、マイナスイオンが部屋中に伝わってきます。

そして友人との再会。
他にお客様もなく奥様と二人で準備と仕込みの最中、驚く彼としばし再会を喜び合い、
懐かしい話に夢中になり、用意してくれたお蕎麦を頂きながらくつろぎのひとときを過ごしました。

外へ出てみれば、滝のごおーという音が心地よく、大きな音なのに邪魔にならないものだな、いい音だなと、
いつまでも聞いていました。
建物には2階があって、そこは宴会場兼、宿泊も出来るようになっており、
都合がいいことにすぐ横には公営の温泉がありました。
泊まっていってよ、いやイブスキや、そんなんえーやんか、などなど、
引き止めてくれる彼としばし押し問答を繰り返し、ここは初志貫徹。
旅の折り返し地点は「指宿」なんだから!
雨がポツポツ降り始めた頃、背中を押されるようにまた出発しました。

●流る茶寮  いち禅
http://restaurant.gourmet.yahoo.co.jp/0006538948/
ここは素晴らしい場所です。また是非、皆を連れて訪れたいなと思いました。


加治木ICからあっという間に鹿児島ICに着き、そこから雨の中、地道で約40分ほど。
ようやく到着、指宿温泉地!!
まずは温泉街を目指し、そこで目にとまった大きめのホテルにバイクを止め問い合わせてみる。
1,050円で砂風呂に入れますよというので、即、決め。
海沿いに建った横長のそのホテルは、入り口から下階に降りるような造りになっており、
一番下の浴場は海辺という設定だった。
浴衣をほいと渡され、着替えていざ浴場に行ってみたら、素晴らしい景色!
ここへ来てようやく、この旅でカメラを忘れてきた事に気づいた僕の心残りは、砂に埋もれた状態で自分を撮影してくること。
まぁいいか。
みなさんにお見せ出来ないのは残念だが、心のアルバムへ刻んでおくだけとしよう。

さあいよいよ砂風呂。砂をオジサンからドサドサかけられて、とたんにじんわり伝わってくるぬくもり。
これは気持ちええなあ。
あれこれ思うまま、ゆっくり考えにふけるのを楽しみにしていたのに、あまりの気持ち良さで、そのままぐっすり寝てました。どうぞお好きなだけ寝てて下さいよ、というオジサンの言葉が遠くなる。
でも、20分もしたらあまりの熱さで目覚め、少し離れた場所にある砂落としの海岸沿いの露天風呂へ。
浴衣のままドボンと飛び込み、すーっと汗がひいて極楽極楽。。
この快感がたった1050円。
なんてリーズナブルな!!
1時間ほどの目的地満喫でしたが、もう大満足でした。

時刻は午後6時くらい。
辺りはまだ明るかったけれど、雨の中、地道で再び鹿児島へ向かいました。
わざわざまた戻る理由は?
もちろん、夜、快適に眠るホテルと、ちょっとした夜の癒し時間の為に。

1時間ほどで鹿児島の都心・天文間へ到着。
適当にホテルにチェックインして、シャワー、着替え、そして夜の鹿児島の街へ。
鹿児島なんてどんな街かなと思っていたら、なんの。
大きな街、完全に都会。
東北の時の感じた事ですが、もう日本のどこにも田舎なんて無い。
というか、どこにだって都会は存在するんです。
都会、というのは、感性ある人種が集う場所であってほしい。
そんな想いを込めて、いつも僕は夜の街を探索するのが好き。

ホテルのフロントでおすすめの店などの情報を仕入れ、すぐ近く薩摩黒豚の店でフィレとんかつをディナーに。
別段、感動するような事は無いにしろ、非常に美味しかったし安かった。

2件目もホテルから聞いたお薦めのバーを訪ねてみた。
なんと思いっきり素敵な空気を放ってるじゃないですか。
ガラス越しに見通せるその店は、オーセンティックなスタンディング・バーで、細長い店の横一列にカウンターがあり、マスターが一人で仕事をしていました。
濃い茶色のトーンで統一されていて、トラディショナルで落ち着く内装で、驚くのは店のエントランスに古いDUCATIが飾ってあるのです。
おお、これは趣味がますます合う予感。
そして、ガラス越しにみえるお客さんの雰囲気もなかなか素敵な雰囲気に見えました。

中に入ると並んでいるモルトの趣味もいいし、さらにシガーや音楽もいい。
聞くと、マスターが好きなものを色んなところから取り寄せているとの事だった。
40代くらいに見えるそのマスターの趣味や好きなものに対してひたむきな感じも含めて、
僕は色んな意味で、大変気に入りました。
遠く離れたこんな場所でも、自分と同じような人種が居るのだと、改めて感じ嬉しくなりました。
今宵はジャズライブの店には出会えませんでしたが、とても気分のいい時間でした。

●Bluesy Tavern
http://www2s.biglobe.ne.jp/~zodiac_g/tavern.html
随所に感じられるこだわりが心地良く何時間もゆっくり出来そう。

■3日目 <4月10日(金)> 鹿児島~西宮 走行約900km

天気は快晴に変わり、9時半には出発。
東北の時と同様に、もちろん今日で一気に西宮まで走りきるつもりです。
ちょっと気合いが入ります。
鹿児島ICに10時くらいに乗り、そこから広川SA、広島SAと2度の給油をして、ひたすら走る。
岡山を越え兵庫県に入ったところで、このバイクの走行距離がちょうど1万キロを超えました。
去年このバイクを購入してから一年ちょっとです。
あまり乗れていない割には、いいペースで距離が積もりました。
約10時間ほど、ほぼぶっ通しで走り、西宮に到着したのは午後9時半くらいでした。
疲れはあまり無かったですが、肩がカチカチに固まってしまっていました。
お土産をパニアから取り出して、みんなが待つ店に帰りつきただいま。
今回もご声援、みんなありがとう。

■まとめ

去年の東北秋田、そして南九州指宿ツーリング、
北に南に極端に走ったわけですが、この日本には田舎は無いんだなとまた実感。
自分が知っている時代よりもずいぶん進化して、
どの街もそれなりにお洒落な都会になっているのだと、この肌で感じました。
今回の旅で出会った方は皆、お洒落で、また感性豊かな方々でした。
自分の住まう土地は一応、都会のカテゴリーには入るのですが、
だからといって、井の中の蛙にならないように、やはり色々見て回り、感じる事が重要なんだと思いました。
どうやら僕の一人旅は、景色や風景、お土産などよりも、人間関係の中で生まれる文化に触れたいようです。

次の旅は四国一周の予定です。
剣山に行ってみたいと思うのです。
また次回もお楽しみに。


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旅の写真が、一枚もなくてごめんなさい。
無事帰ってきてから撮ったお土産の晩白柚(バンペイユ:直径が25センチほどの巨大な柑橘類)です。これってどうやって持って帰ってきたの?どうやって食べるの?なんて、みんなにわーわー言われながら。
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by mrjib | 2010-04-16 00:03 | Bike
夢と憧れを形にすること
■憧れの串本、憧れのお兄ちゃん

先月11月26日、ふと串本の潮の香りが嗅ぎたくて、バイクで行ってきました。

湾岸線から和歌山の田辺まで高速が開通し、あんなに遠かった串本が非常に近くなりました。
その昔は、6時間はかかっていたというのに、3時間と少しで到着しました。
距離もずいぶん短縮され、これなら日帰りも充分可能ですね。
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白浜から串本までは右手に太平洋を見ながら延々と走る海沿いの道路。
天気は穏やかな晴天で、11月後半というのに暖かく明るく、気分も最高!

串本は、私が子供の頃、春休みや夏休みを過ごしたところです。
最初の方のブログにも書きましたよね。
僕の原点の場所、つまりは「JIB」の原点の場所でもあるとも。


串本の家の前はずば~っと開けた太平洋という環境で、海の自然に存分に触れられるのです。
これじゃ、どうやったって海が好きになるわけです。

また、串本の向かいには「大島」があり、そこにはくじらの解体所があったのです。
そしてそこには、子供の頃の私が憧れる「お兄ちゃん」がいたのです。
そのお兄ちゃんは漁師で、当時の私にとってとてつもなく逞しい海の男だったのです。
なかでも、印象深く残っているのが「よたき」。
「よたき」とは夜の海に出てする漁の事です。
場所は潮岬の沖合いです。
のち、私がヨットに興味を抱いたのは、この思い出があったからでしょう。

さて大人になってから、串本へは時々訪れる場所であったわけですが、大島まで行く機会というのはなかなかありませんでした。
そこで、今回は大島へ行こうと、数十年ぶりに訪れたのです。

当時の「お兄ちゃん」は、見た目はそれなりのお歳になっておられますが、
さすがに大自然の荒波で鍛え上げた海の男はまだまだ現役、くすみなどありません。

ところが、お兄ちゃんの仕事場に上がり、私はとんでもないものと出逢ったのです。
それは、何気なく冷蔵庫の上に置いてあるものだったのですが、
見た瞬間、うわ!と思わず声をあげてしまったものです。

それは、一刀彫りの魚たちでした。
しかも、おびただしい数の。

彼は、海で出逢った自分が感動した景色や魚たちを、一刀彫で表現していたのです。
私は驚きと共に、たちまち感動で胸がいっぱいになりました。
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趣味で始めたとの一刀彫りでしょう、
大好きな海のこの魚たちを題材にと選び、
海を本当に愛して大好きな気持ちを、どうしても伝えたい!
・・・そんな思いを、今度はいっぱいの魚たちで表現していたのです。
自分なり出来る手段で。

大好きな串本のお兄ちゃん、海への憧れを教えてくれたお兄ちゃん、
まさしく私の憧れそのもの、といった存在の彼との久しぶりの再会に、
思いがけず、こんな素晴らしい作品たちとも出会えた・・・
この事を、まずみなさんにお伝えしたいと思いました。


『夢と憧れを形にしたい!』
その強い想いひとつが、この作品を作らせたのだという事が
説明などしなくても一目見れば誰でもそれはわかる筈です。
それくらい、まっすぐで純粋なものです。
それは、今の私のしている事と全く同じ。
私に海の世界を教えてくれたお兄ちゃんが、
またこうして、私と同じ道を歩み続けてくれていること、
その事が、どれだけ嬉しかったことか!
改めて、勇気と感動をたくさん頂きました。

そしてさらにこの作品を、たくさんの方に見て欲しいと思っています。
来年早々にそのような機会と場所を設けますので、
その時は是非、この作品を見に、会場まで足を運んで下さい。
私の感じた大きな感動を、みなさんにもぜひ体験して頂きたいのです。

みなさん、どうぞお楽しみに!

※『串本の魚・一刀彫り展~魚空(ぎょくう)の世界~』(仮称)
来年1月~2月くらいの時期に、JIB芦屋店店内ギャラリーにて開催予定

素敵な作品の生まれる様子が見られます↓

●魚空(ぎょくう)web page


ちなみに、本業の魚屋さんのHPはこちら↓
本当に美味しい一夜干しがお取り寄せ出来ます!(お薦め)

●ひらまるweb page


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by mrjib | 2009-12-09 16:05 | つれづれ
還暦に赤いバイク
■赤いものを着るというけれど

少し前のブログでも触れましたが、私はつい先日、還暦を迎えました。

昔から何となくイメージしていたのは、
赤いチャンチャンコなんてまっぴらごめんで、
その日が来たならば、自分はその時の自分に相応しい、
かっこいい赤い乗り物を買おうということ。

そして選んだのが、赤い、大きなバイクでした。
それが、『BMW1200GS Adventure』という、とてつもなく大きな怪物なんです。


■話しは少しさかのぼって

若い頃ずいぶん無茶をして失くしてしまった自動二輪免許。
それ以来、バイクから離れて20数年、自動車だけの生活でした。
私がちょうど51歳になった時、
もう一度取り直そうと思い立つきっかけとなった小さな事件がありました。

ある日、僕は何を思ったかかわいい原付バイクと出逢い(ホンダのカブ)を衝動買い。
早速僕はそれに乗り、甲子園の会社から大阪へと走りました。

国道2号線を通り短時間でdoor to door。
渋滞もなんのその、駐輪場所にもそんなに困る事もない。
これは、便利!と、あらためてバイクを見直したのです。
しかしこの次、もう少し大きな幹線道路の43号線を通った時、
原付は普通自動車が順行する流れとスピードに合わせて走る事が出来ず、
非常に危険な印象でもあったのです。

よしそれならば、自動二輪の免許を取り直そう!と思い立ちました。
思い立ったならば行動の早さは皆が知っている通り。
すぐさま近所の自動二輪の教習所へ行き、親切な校長先生の指導により、
やはり教習所できちんと習って取得するべしと思い、そのまま大型自動二輪免許を取得。
今から9年前、51歳にして大型ライダーの誕生です。

■DUCATIとの出逢い

さて次なる問題は、どんなバイクに乗るかでした。
バイクなどまったく興味のなかったジャンルでしたから、
JIBスタッフに唯一居たライダーに尋ねてみた。

『どんなバイクに乗ってるおっさんがカッコイイと思う?』

ドカティ、モトグッチ、ビモータ、BMW etcetc...
知らない名前ばかりでした。

その中の一つ、ドカティというバイクを見に、
さっそく一番近くの大阪にあるディーラーを探し訪ねました。
そこで出会ったのが、真っ赤の『DUCATI996』というバイク。

一目惚れです。

とにかく、後ろから見たシルエットがたまらなくセクシーでした。
しかし、シャープな前傾姿勢を要求されるので、持病で頚椎ヘルニアがきついなと思いました。
そして、幾分姿勢が楽なポジションの『DUCATI ST4』という、真っ黒のバイクに決めたのです。
996に比べてそれほどセクシーではありませんが、
それでも他のメーカーにくらべると充分に色気がありました。

バイクの免許を取得とほぼ同時にバイクに乗り出し、夢中で走り1万キロはすぐに走破しました。
L型ツインの鼓動も力強く、マフラーを換えるとそれはさらに良くなりました。


■いろんなバイクに乗ろう

次に旅バイクを意識して『BMW F650』というバイクを中古で手に入れました。
ポジションが楽で乗りやすく、ちょうど良い頃合いで、
また、イタリアのアプリリアのボディデザインも気に入っていました。

次に250cc以下のKawasaki、HONDA-AX1、YAMAHAマジェスティ、SUZUKIバンディト、YAMHAセローetcetc...
さまざまなバイクに少しずつ乗り、色んな事もわかってきたのです。
そしていつの頃からか、将来還暦の日には自分に相応しい乗り物はバイクかな、というイメージを持つようになっていました。

去年、還暦を迎える約一年ほど前といえば、ちょうどJIBの30周年イヤーという事もあり、
非常に多忙な一年を過ごしたのですが、そんな中出会ったバイク!
それが、冒頭に書いた『BMW 1200GS Adventure』でした。
大きさといい装備といい、他に類を見ないスタイルは、たたずむ姿だけで圧倒的な存在感。
綺麗なお飾り的な機能やデザインでなく、実質的で実用的、かつ、頑強。
これぞこれから僕が一生を共に過ごすバイクに相応しい!と、
はっきりとイメージが出来たのです。

■還暦の日

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そして、その将来の還暦がやってきました。
これから自分自身がいつまでも健康で逞しくいるため、僕はこのバイクと向き合いました。
試乗もせずに注文したけど(お店では現物が無い状態でしか注文出来ないバイクなのです)
乗れるのかな、足着くかな、センタースタンドから降ろせるかなとか、色んな不安があったんです。
両足のつま先が着く程度の足付きだが、走り出すと非常にのりやすい。
タイトな山道、混雑した市街地、ユーターンetcetc...何の問題もなく快適そのもの。
これはどこへ行くにも楽そうだ!
センタースタンドかけ下ろしも問題なくクリア。
これは意外と素直なヤツかもしれない、と、大変気に入りました。

しかしこのバイクはセクシーどころか、本当に怪物です。
それまでメインのバイクとしていたDUCATIからBMWへと、大きくシフトしたのです。
その他、トレッキング用にHONDA XR250、ちょっとした移動にVespa125と、
この3台がこれからの僕の友達となりました。

今、アドベンチャーに乗り始めあっという間に一ヶ月が過ぎ、走行距離は1000キロと少し。
これからのシーズン、ますます楽しみにしているのです。

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by mrjib | 2009-05-14 21:03 | Bike